霊的防御は万全ですか?
比叡山の鬼「降魔大師」 純銀製24金鍍金
比叡山の横川中堂 | 元三大師御廟 |
「魔」の脅威
目に見えない「魔」の悪影響に悩んでおられる方は意外と多いものです。衰運期に入って悪いことばかり続く、なにをやってもうまくいかない、といった経験は誰しもあります。ある時期から突然運勢が悪くなって、抜け出せずもがいている方もいます。他人から向けられる憎しみや嫉妬のエネルギーに悩む方もいれば、悪意をもった特殊な生命体に苦しめられている方もいます。
近代に入るまで「魔」への対処は政治の最重要課題の一つでした。多くの文明で様々なノウハウが開発され、国家的事業として措置が講じられていました。ところが現代になると科学万能主義の影響で見過ごされるようになります。その結果多くの現代人は「魔」の脅威になすすべもない状態となっています。まるで最新鋭の電子機器を積みながらも、大海原を漂流するボートのようです。弊社では霊的問題に悩む方から不可解な事故に遭った話を聞き、重要なことが置き去りにされていると改めて痛感しました。
そこでたいせつなお客様をお守りすべく、比叡山の叡智を活用する強力な「降魔大師」(ごうまだいし)をご用意しました。第18世天台座主の元三大師(がんざんだいし)が鬼として現れたときの姿です。あらゆる「魔」を強力に退けます。
元三大師(912~985・写真)は平安時代の天台宗高僧で、数々の奇跡を起こしたことから現代でも「厄除け大師」として篤く信仰されています。類まれな学識と天才的な経営手腕を持ち、中興の祖として比叡山を大いに発展させました。「おみくじ」の創始者としても知られています。皇室からは厚い信頼を受けていました。
元三大師の「角大師」のお札(右画像)は民家の戸口に貼りつけられているのをご覧になった方も多いと思います。京都を中心に1000年以上家々を守ってきました。異様な姿は元三大師が「鏡に映った自分の姿を写し取れ」と命じて禅定に入り、鬼の姿になったところを弟子の明普阿闍梨が写し取ったものです。元三大師は版木を彫らせてお札にし、「これを民家に配布して戸口に貼りつけさせなさい。そうすれば一切の災厄を遠ざける」と指導しました。実際にお札を貼った家からは、一人も流行病に罹る人が出ませんでした。
「降魔大師」はお札よりも本格的なものです。比叡山の横川や、京都御所近くの廬山寺で祀られているのと同じ力強い鬼の姿の元三大師です。元三大師和讃に「魔王の形を現じてぞ」とありますが、魔を降すために魔王となったものです。一度縁を結び家に安置すれば一生涯守ってもらえます。
黄金の大蛇出現! これは実話だ!
第253世天台座主を20年にわたって務め「比叡山宗教サミット」を開催するなどの業績を残した山田恵諦猊下(1895~1994)は、大先輩にあたる元三大師を深く信仰し『元三大師』(第一書房)という著書を残しています。冒頭で次のように述べています。
元三大師を信仰するものは、僧にあってはその寺院は必ず興隆するし、一般にあっては無事であり、息災であり、家運は永続する。信仰が薄れたり、信仰を他に移したときは必ず変化がある。歴史がこれを伝え、事実がこれを証明している。不思議である。
山田猊下は元三大師を祀る関東のK院で起きた、奇跡としか言いようがない実話を著書で紹介しています。K院は1100年以上の歴史を誇る名刹ですが、1946年にS僧正(仏教系大学の学長もつとめる)が住職として晋山したときは荒れるに任せた状態でした。国宝級の建物が崩壊寸前というあり様でした。
S僧正は苦心のすえ県知事や地元市長、市議会議長、商工会議所会頭などに役員になってもらい修繕協賛会を結成して資金集めをはじめるのですが、巨大な壁にぶつかります。当時日本を支配していた連合国軍最高司令部(GHQ)が出した「公職にある者は宗教団体の募金に関わってはならない」という「神道指令」に違反することが分かったのです。しかし修繕工事はすでに始まっており、お金が集まらなければ支払いができなくなります。GHQと交渉してみましたがどうにもなりません。役職に就いた県知事や市長が処罰される可能性まででてきました。
追い詰められたS僧正はどうすることもできず、ひたすら元三大師に祈りました。来る日も来る日も祈り続けました。
そんな1948年11月のある日、S僧正は不思議な夢を見ました。体長が何メートルもある巨大な黄金の蛇があらわれて、鎌首をもたげて床の間の元三大師の御影に向かって進んでいったのです。そのあとS僧正のほうにまで近づいてきて布団の上に乗りました。蛇の苦手なS僧正が跳ね起きたところで夢から覚めました。
10日後、GHQからとつぜん出頭せよとの通知がきました。県庁職員や通訳とともに出かけると、先に提出した請願書を見ていたGHQ担当官のシルベスター中佐が笑顔で許可書にサインしてくれて、問題は一気に解決したのです。さらに翌日、地元銀行の頭取が訪ねてきて「些少ではありますが」といいながら巨額の寄付を申し出てくれました。その後も順調に寄付金が集まるようになりました。
K院の大規模修繕事業は12年間続けられ、ついに1959年に完了しました。元三大師を祀るお堂では今日も護摩供が厳修され、霊験あらたかとして篤い信仰を集めています。
得難いチャンス
弊社ではお客様に本物の守護力をお届けしたく、原型師として名高い津田潔志師に依頼して鬼気迫る降魔大師を制作してもらいました。
指先に乗る小さな像ですが、よく拝見しますと激しい気迫が伝わってきます。あらゆる魔を退け、人々を守らんとする元三大師の決意が伝わってきます。
元三大師は遺言により比叡山東北の最果ての地に葬られました。そこは京都の鬼門である比叡山の、さらに鬼門となる場所です。元三大師御廟は比叡山の魔所とされ、魔界に通じるといわれてきました。今もなお、元三大師は魔を封じ続けているのです(写真)
降魔大師は作られることが少なく、たいへん得難いものです。まず手に入れることができません。ぜひこの機会に元三大師と縁を結び、生涯の安心を手に入れてください。
商品名:降魔大師
商品コード:GD-103
価格:34,500円
作者:津田潔志
材質:純銀(SV925)製24金鍍金 総高:24mm 重さ:16g
別売の黒檀厨子
お問い合わせ・お申込は、お気軽に03-3320-7722までお電話ください
他の作品
降魔大師