息をのむ緻密さ 心を奪う美しさ
これぞ密教の究極
時輪曼荼羅
じりんまんだら
肉筆作品
太陽が照らすが如く
時輪曼荼羅(じりんまんだら、カーラチャクラ・マンダラ)。これぞチベット密教の究極であり、密教美術の精華です。肉筆の一級品は強い力を持ち、敏感な人が寝室に飾ると、何かに刺激され寝付くのに時間がかかる程です。
ダライ・ラマ法王は著書の中で、
「このマンダラの本質は『光』なのです」
「正しく描かれ、加持されたマンダラを見ただけでも、何劫にもわたって積み重ねてきた悪業を清めることが可能なのです」
(ダライ・ラマ十四世 テンジン・ギャムツォ, 石濱裕美子(2001)『ダライ・ラマの密教入門』光文社)
と述べています。
大地を照らす太陽のように、時輪曼荼羅はあらゆる災いをはらい、大いなる幸福と成功をもたらします。
また時輪曼荼羅の前で気功や瞑想を行うと効果が上がるとして、多くの実習者様にご愛用いただいています。
砂による時輪曼荼羅制作過程の動画(中央をクリックすると御覧いただけます)
時輪曼荼羅とは
時輪曼荼羅(カーラチャクラ・マンダラ)の基となる時輪経典は11世紀に成立した経典で、チベット密教の最奥義です。それは、永遠の理想郷シャンバラの王が受けた教えとされています。シャンバラはチベットの奥深くに存在するとされる伝説の理想郷で、20世紀はじめN.レーリッヒが4年の歳月をかけ探索したことで西欧でもその名を知られるようになりました。そこは時輪経典の教えが行き渡り、すべての苦から解放された聖地とされているのです。
時輪曼荼羅は、その時輪経典の世界を現す曼荼羅としてダライ・ラマ法王が設計されたものです。ダライ・ラマ法王が自ら行うカーラチャクラ灌頂の儀式において、時輪曼荼羅は砂で地上に描かれ、中心的な役割をはたします。灌頂を受ける者はこの美しい曼荼羅を目の前にして、無知の暗闇から抜け出て生まれ変わったと感じるのです。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所によるカーラチャクラ解説はこちら
法話「カーラチャクラについて」はこちら
ブータン国王の奉納品
平成23年に国賓として訪日されたブータンのジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王は、11月17日に明治神宮を御参拝になり、時輪曼荼羅を奉納されました。チベット密教を国教とするブータンの国王として、時輪曼荼羅を奉納品に選ばれたのです。時輪曼荼羅の位置づけをご理解いただけると思います。
一流曼荼羅画家が3週間かけて制作 本格的な肉筆作品
お取扱は一級品のみ
弊社がお取り扱いする肉筆の曼荼羅は、ネパールの一流曼荼羅画家が約3週間かけて手描きで制作したものです。
ネパールの曼荼羅制作は数百年の歴史を持ち、その優れた技術は代々一子相伝で受け継がれてきました。外部の熱意ある者が受け入れられるようになったのはつい最近のことです。曼荼羅画家の家に生まれた子は通常12歳から14歳で修行に入り、朝早くから夜遅くまで一心不乱に描き続け10年から15年かけて一人前になります(写真は修行中の若き曼荼羅画家)。そこからさらに精進を続け、弊社がお取り扱いする一級品レベルの曼荼羅を描けるまで成長するのはほんの一握りです。
そうして選ばれた一流の曼荼羅画家が、深い祈りを込めて完成させた作品、それが弊社のお取り扱いする時輪曼荼羅です。ネパールでは災いから身を護り、幸運をもたらす家宝として家の一番神聖な場所に飾られます。美術品として、一家を護るお守りとして、または気功用に、ぜひこの機会にどうぞ。
御守りになるガラス工芸品
「時輪曼荼羅クリアプレート」は、美術館などで使われる高品質の高透過ガラスに、時輪曼荼羅を美しく浮かび上がらせた逸品です。どこでも飾れるお手軽サイズでありながら、周囲の雰囲気を一変させる不思議な存在感があります。
美しくカットされたガラスは厚さ8ミリもあり、強度は十分です。たいせつに保管いただける化粧箱付き。もちろん曼荼羅は洋の東西をも超越した普遍的叡智ですから、どの宗派の方が飾られても大丈夫です。
本体大きさ:105×75×8mm 本体重量:約170g(熟練職人が手作業で仕上げるため前後します)
材質:高透過ガラス 化粧箱入り 日本黎明社オリジナル商品
清祓・開運祈願済
東京都中野区の会社社長宅に飾られた時輪曼荼羅。
部屋全体を荘厳な雰囲気で包んでいます。
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時輪曼荼羅